鷺野谷 昇 (さぎのや のぼる)
プロフィール | |
1970年 | 東京デザイナー学院工芸工業デザイン科 卒 |
1975年 | 茨城県窯業指導所 勤務 |
1996年 | 茨城県工業技術センター窯業指導所 窯業技術部長 |
2000年 | 同所 工芸技術部長 |
2005年 | 同所 窯業指導所長 |
2010年 | 同所 退職 |
2020年 | 一般社団法人 七面会 副理事 技術顧問 |
コメント
七面会との出会いは、平成18年11月24日でした。
七面会の発足由来と復活再興に対する窯業技術の支援について相談がありました。
その内容は、第九代藩主 徳川斉昭公の地産地消による藩財政の潤沢を目的に、藩民の豊かな暮らしのため陶磁器の製造販売を推進したことが史実としてあり、その陶磁器製造に関わる全てを会員の手仕事で賄い、現代に復興・再現を試みたいとのことでした。
茨城県の伝統的地場産業<笠間焼>の振興発展に関わる窯業技術及び人材育成等の支援に携わっていた者として、七面会(会員)の熱意に触れ、微力ながら役に立てればと定年退職後に参加しました。
陶磁器製造に関わる全てが会員の手仕事からなり、現代に息づく斉昭公の思い(七面焼)を会員の皆様と共に水戸の文化として広め、後世に続けていきたいと思います。